株式会社タカ マテリアル アンド システムズ研究所
我々の製造レーンは、世界的プリンターメーカーの純正インクを製造するインク工場に設置され、インク製造、インク充填、カートリッジの組み立てまで全ての行程を一元管理しています。生産されるインク及びカートリッジは独自のノウハウと厳正な管理体制によって品質保証をされています。
大型タンクでのインク製造〜パックへの充填〜カートリッジの組み立て等の量産製造におけるすべての工程を半導体製造工場に匹敵するクラス<1,000のクリーンルームで行っており、インクジェットヘッドの目詰まりの原因となるインク中の“ゴミの混入”を防止しています。
製造工場はインクカートリッジの製造を今日まで20年以上の長期に渡って行って来ました。原材料の品質ばらつきの把握、季節変動の要因の抑制、製造に携わる人の教育、機械装置の保守点検、工場内の整理・整頓等、安定生産のための様々なノウハウが蓄積された製造現場であり、かつまたその管理を徹底して行っています。
長期に渡る印刷安定性を得るために、インクジェットインクの物性値管理は非常に厳しく行われなければなりません。何万個も量産したカートリッジの中のたった一つの不良でも、それを購入したお客様にとってはそれが全てであるため、大きな不満となり、企業の信頼感が損なわれてしまうからです。
安心と信頼の品質保証の証であるISO9001を取得した製造工場において、厳格に管理された品質保証システムの下で量産しています。
地球環境保護が声高に叫ばれている昨今、量産製造を行う工場運営においては、生産効率を追い求めるのみならず、環境に与える影響をマネジメントし、その保全に貢献して行く事は必須となっています。製造工場全体でISO14001を取得し、環境保全に貢献しています。